
災害時の当院の対応
当院では、東日本大震災の経験を通し、日頃より災害、特に津波に対しての対策を検討しております。
津波から身を守るための3原則
群馬大学大学院 片田敏孝教授の提唱
内閣府 防災ページより引用
想定にとらわれるな
自分のいる場所が安全と油断しないこと
最善を尽くす
より安全な場所へ避難できるか考える。その時できる最善をつくし避難行動をとること
率先避難者たれ
「被害にあわないだろう」という考えは排除し、率先して行動すること
以上の3原則をもとに、当院の避難ルールを作成しました。
ご理解の上、ご来院いただきたい内容です。
- 津波注意報が発令された時(または津波の可能性があると思われる程度の大きな地震があった時は、津波注意報発令の前に)当院スタッフの指示に従い速やかに避難行動にうつります。
- 津波は「遠く」ではなく「高く」逃げることが重要です。当院は、4階屋上までありますので、状況に応じて院内2階以上まで避難します。近くに高台がない場合は鉄筋コンクリート作りの建物の3階以上へ避難することが推奨されております。
- エレベーターは使えなくなる可能性があります。階段を使用して避難します
- 当院へ通院していることを、ご家族様と情報共有をお願い致します。その際、当院では津波の危険があるときは院内2階以上へ避難していることをご家族内で共有していただきたいと思います
- 避難を迷う時間はありません。患者様、スタッフ全員の安全の確保が最優先です。情報が錯綜し、現場は混乱することが考えられます。自分勝手な行動は控え、迅速に避難できるようご協力お願いいたします。
- 津波注意報が解除されるまでは、近隣の被害状況の確認が困難です。津波は繰り返し来襲します。帰宅途中に津波に巻き込まれることも考えられますので、当院としては自宅へ戻るなどは控えていただきたいと考えております。しかし、やむを得ないご事情で自己判断のもと帰宅なさる場合はお止めすることは致しません。被害に十分注意してお帰りください。
- 車での避難は渋滞などによる被害拡大のため、推奨されておりません。