医療機器

充実した高度医療機器

保存療法を安全に行うためには、まず「本当に手術でなくてよいのか」を見極めることが大切です。
当院はMRI、CT、超音波、院内採血システム他、高度・精密な医療機器を豊富にそろえております。
これらを駆使し、お身体の状態を「より早く、より正確に」把握します。
MRIやCTの画像は、必要に応じて放射線科医に遠隔診断で読影を依頼しています。
手術が必要な場合には、適切なタイミングで各分野の専門病院にご紹介いたします。

主な提携先病院

石巻赤十字病院、東北医科薬科大学病院、東北大学病院、東北労災病院、西多賀病院、仙台医療センター、仙台赤十字病院、東北公済病院、県立がんセンター、JCHO仙台病院など

リハビリに使用している、体外衝撃波治療は県北県東地域では初導入です!!

器機のご紹介


MRI

レントゲン、CTよりも骨の深部、筋肉、靭帯などの病変を詳しく、早く見つけます。特に腫瘍や感染症など、緊急性・重症性の高い病気を確認したい際、最も活躍します。

時間を要します(約40分~1時間)が、痛みを伴う検査ではありません。

患部の痛みが強く検査が大変な時は、予め痛み止めを使用することもできますので、ご相談ください。

当院で採用しているMRIは、筒形のものに全身が入るタイプではなく、お身体の周りが開放的なオープンタイプなので、狭いところが苦手な方にも安心して検査を受けていただくことができます。お子様が検査を受ける際も、検査室に一緒に入ることが可能です。


体外衝撃波治療器

腱や靭帯の付着部付近の病変に対して、強い効果を発揮する治療器です。
海外のスポーツの分野から発展してきた治療法で、近年日本でも使われ始めました。

自由診療で行われることの多い機器ですが、当院ではより多くの患者様に効果を実感していただくために、リハビリに組み込み、保険診療内で治療しております。機器の詳しい説明は下記よりご覧ください。


CT

レントゲンではわかりにくい部分の骨折や、内臓を詳しく調べます

短時間で検査は終了します。検査のための予約は必要ありません。検査に伴う痛みもありません。


超音波(エコー)

腱、筋肉など体の表面に近い浅い部分を、得意とする検査です。当院には、計3台の超音波機器があります。
動作を伴なった評価が出来るため、当院では理学療法士もリハビリの際に使います。

また、患部への局所注射の際にも使用します。正確な場所を確認しながら行うことで、安全性と効果を高めることができます。


DEXA

(Dual-energy X-ray absorptiometry)

骨密度を調べる上で、日本骨粗鬆症学会や、世界各国のガイドラインが最も推奨する検査法です。

お体の調子が悪くなくても、年齢により骨粗鬆症のリスクはあがります(詳しくは骨粗鬆症について)骨密度が気になる方はお気軽にお声がけください。すぐに検査を行うことができます。


院内採血システム

院内で採血の結果がわかる装置を導入しておりますので、当日中に結果をお知らせすることができます。定期的な採血チェックや、外見では異常がないような場合にも、採血結果から炎症などが明らかになることもあります

採血の結果からお身体の状態を客観的に把握することができるため、異常の早期発見・早期の治療開始に繋げることが可能となります。


調整中

レントゲン撮影機

当院ではFPD(Flat Panel Detector:フラットパネルディテクタ)を導入しております。 従来の撮影法にくらべて、被爆量と撮影時間を少なく撮影できます。
検査に伴うお身体への負担を抑えることができます。

検査

骨密度

骨粗しょう症の診断に用いられるもので、骨量(骨を形成するカルシウムなどの量)を測り、骨の強度を調べることができます。当院ではDEXA法という、二種類のX線を用いて透過率の差から骨密度を測る方法を用いており、これは従来よりも正確な診断が可能とされています。

エコー
超音波

産婦人科で胎児の様子を観察することでお馴染みのエコー検査ですが、レントゲンでは見逃してしまうような微細な骨ヒビや、靭帯の断裂などを発見することが可能になり、初期の段階で的確な診断を行えるメリットがあるため、整形外科でも使われ始めるようになりました。

CAVI
血圧脈波検査装置

動脈硬化測定検査(血管年齢測定検査)が行えます。血圧を測るのと同じく5分程度で完了します。動脈硬化の程度は血管年齢の指標にもなります。

MRI
適宜遠隔画像診断

MRI検査では、レントゲン検査では判断が難しい、椎間板・筋肉・靱帯・半月板・神経など骨以外の半部組織の画像診断を行います。頸椎症、胸椎・腰椎のヘルニア、脊髄腫瘍、脊髄奇形、骨軟部腫瘍、関節の靭帯損傷、半月板損傷など。

CT
適宜遠隔画像診断

CT検査とは、全身どこでも検査が可能で、一度に複数の方向からの画像を撮影することが可能です。頭や体を輪切りにしたような画像を見たことがある方も多いのではないでしょうか。複雑な骨折も立体的に見て取ることが可能になります。


体外衝撃波

これまでのX線写真とは異なり、一般のデジタルカメラのようにコンピューターで処理して画像化した後にフィルムに印刷することで、X線写真を完成させます。

PACS
医療用画像管理システム

MRI検査では、レントゲン検査CR、エコー、CT、MRIの画像をすべてデジタル保存し、画像診断の際、瞬時に上記の画像を比較検討することができます。

その他

他の医療機関を受診した際の検査データや健康診断のデータも参考になりますので、最近のデータをお持ちの方は来院時にご持参ください。

ウォーターベッド

全身を水圧刺激でマッサージする治療器です。水の特性を応用した心地のよい刺激で、血行が悪い方、肩こりや腰痛の方におすすめできます、疲労回復などにも。

超音波難治性骨折治療器

非常に低レベルの(30mW)の超音波を骨折部に当てることで、骨折の治癒を促進さえる治療法です。通常の骨折治療では骨が自然と修復されるのを待つというものですが、この治療法では、骨折の治癒時間を約4割短縮さえるとされています。

その他

他の医療機関を受診した際の検査データや健康診断のデータも参考になりますので、最近のデータをお持ちの方は来院時にご持参ください。

マイクロ

マイクロ波治療器は、電磁波を用いて身体の深部の血行を促進し、内部から温めて筋肉の緊張をほぐすことができます。痛みの緩和や関節の動きがわるくなった状態を改善させるためにも利用されます。

バイブラ

温水ジェットにより、血行促進や筋肉をほぐすために使います。振動によりマッサージ効果を期待でき、関節の痛みを和らげる目的でも活用されます。

リハビリテーション